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石垣島・やいまの島風景
アンパル

石垣島には、名蔵アンパル・宮良川・吹通川の3つのマングローブの林が広がっています。
宮良川は国の天然記念物に指定されており、また2005年には名蔵アンパル湿地はラムサール条約(水鳥にとって貴重な生息地である湿原の保存に関する国際条約)に登録されています。国や世界規模で保護されているこの湿原は、豊かな生態系を育む不思議な林です。



ヒルギ林

マングローブとは木の名前を指すわけではなく、海水と真水が交じり合う河口付近に生えるヒルギ類を総称する言葉です。

特徴的なのが、この根っこ。
ニョキニョキと伸びた根がには塩分をろ過する働きがあり、さらには酸素を取り入れる呼吸根や支柱根など、海水の中でも生きていく仕組みを持っています。
マングローブは陸から流れ込む水を浄化することで海を守り、たくさんの生物が快適に住む生態系を支える重要な役割を果たしており、シオマネキやトビハゼ、様々な甲殻類、木々には虫や鳥たちと多種多様な生物が見られるのもマングローブのおかげなのです。

ヒルギの花

生態系の様子がわかりやすいマングローブは自然観察にはもってこい。カヤックで川をゆくツアーなら、水面に近い目線でゆっくりと観察できるのでおすすめです。

遠くから見ると同じように見えるマングローブも、実はたくさんの種類があり沖縄ではオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ・ヒルギモドキ・ニッパヤシなど7種類が分布。
そしてこの枝から下がる細長いもの、これはメヒルギの種。胎生種子と呼ばれるもので、落ちて地面にささると成長していくという理にかなった形状をしているということ。自然の中で学ぶ楽しさは格別。間近で見てこそ感じる自然界の不思議に触れることができます。

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