旅の羅針盤ネット
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三線はひとつひとつが手作り。
匠が熟練の技でつくりあげる珠玉の三線は芸術品のような高みをみせてくれます。
かつて琉球の士族達が三線を家宝の如く扱っていたように、
自分にとっての宝となるような究極の三線を探してみようではありませんか。


銘苅三味線製作所
住所/南城市玉城字前川857-1
tel.098-948-1873

三線奏者として人間国宝に認定されている照喜名朝一さんをはじめ、名だたる演奏家の多くがこの三線を愛用していることで知られる存在です。
三線において重要なのは棹といわれ、名人は全体のバランスと美しさにもこだわっています。棹は1本1本自ら削り上げ、特に天(三線上部)の曲線には研ぎ澄まされた手仕事の技をみることができます。また特に三線の「鳴り」を良くするために、胴の内側を削って共鳴する面積が大きくなるように工夫が凝らされています。
棹の素材として最高級のクロキに黒漆で仕上げた大真嘉比(うふまかび)は、卓越の技でつくられ匠の一本と呼ぶに相応しい三線。
匠自身は胡弓奏者として沖縄伝統芸能の技能保持者に認定される腕前です。



琉球楽器またよし
住所/那覇市安里64-7
tel.098-861-3484

先代である父がつくりあげた独自の型「マテーシー千鳥」は、与那原(ユナー)型の天の優雅さと、南風原(フェーバル)型のしなやかな鳩胸を合わせもった全体に流れるような曲線が特徴。音の鳴りは豊かに響く。店の看板三線として受け継がれています。
三線の値段は棹の材質で決まるといわれ、写真左のマテーシー千鳥は、樹齢300年を超えるセイロン産のクロキを25年寝かせてつくった最高級品です。
張替えのため店に持ち込まれた古い三線があると、持ち主にお願いして手元に残してきました。3本の写真上から、戦後の物資のない時代に米軍のパラシュート生地を張った三線、芭蕉の渋で補強した和紙を張った三線、馬皮を張った三線。先人たちの想いが染み込んだ三線は貴重な宝です。



又吉三味線屋
住所/宜野湾市新城2-31-2
tel.098-892-4115
http://www8.ocn.ne.jp/~hairyou/

琉球王朝時代の名器・開鐘。その復元に挑み研究し続けてきた又吉さん。拝領南風原、西平開鐘、翁長開鐘など数ある名器を復元してきました。
そのたゆまぬ探求を通して辿り着いた音が”太陽の音”。「太陽の音とは、音色(曲)と音深(空間)とゆとり(愛)の3つで成り立っていて、井戸に石を落とした瞬間に鳴る音が音色、鳴ったあとに広がる音が音深、その井戸の広さがゆとり。ゆとりが広い音ほど感情が伝わり名器と呼ばれる」という考えの基、究極の音色を響かせることに情熱を燃やしています。
最高級の三線には華麗な装飾がほどこされ、カラクイの先にはクロチョウ貝が、猿尾の先にはアワビが取りつけられ、光に反射すると虹色に輝きます。



つやつやに光る三線の天。この輝きが、みなみ三線店がこだわる「鏡面仕上げ」。
枝川さんは学生の頃から琉球民謡を続け、今も三線ライブなどの芸能活動も行っているいわば民謡のプロ。気にいる三線がなかったため、それなら自分でつくろうと始めたのが三線職人になるきっかけ。納得のできる三線づくりのために修行し、その腕前が評判となりお店をオープンさせました。
三線の型や材質、寸法、張る皮、塗り、カラクイなど、細部までこだわったオーダー三線をつくってくれます。仕上がりにこだわって塗りの作業も全て自ら行うので、注文から完成までは2ヶ月ほどかかります。
思い描いた通りの三線を手にしたなら、いつまでも大事にしたい一生物となることでしょう。
みなみ三線店
住所/南風原町字宮平452-13
tel.098-888-6191
営業時間/10:00〜18:00
休/日曜
http://www.minamigeinou.com/sancin/sancintop.html




お店の名前にもなっている開鐘とは、沖縄三線における名器のこと。開鐘という名の由来には諸説あり、一説には琉球国王・尚敬が、夜明けを告げるお寺の鐘の音色のようだと称したこととも伝えられています。
開鐘屋の町田さんは、その開鐘の音色を追求し、三線の絹糸の弦をメーカーと共同開発。そして開鐘の5つの種類、盛嶋、湧川、翁長、志多伯、川之上を復元しました。
三線の胴の中の彫りこみは、 盛嶋開鐘に特徴的に見られるなもので、これにより共鳴効果が得られるとのこと。その音色はやわらかく、鐘のように響く余韻が印象的。いにしえの職人たちが到達した音が、今に蘇ります。

開鐘屋
住所/浦添市牧港 5-5-5
(国道58号線ブルーシール隣)
tel.098-877-3050
営業時間/10:00〜20:00
休/無休
http://kejo-style.jp/




音楽の街・沖縄市になる三線の老舗で、レジェンド的存在。沖縄古典音楽の大家・照屋林山さんが営んだお店で、その息子・照屋林助さんは戦後沖縄のエンターテイナーとしてその名が知られた方。そして現在はその林助さんの息子・林次郎さんが受け継いでいます。林次郎さんのお兄さんは、いわずと知れたりんけんバンドの林賢さんです。
三線にとって最も重要な棹の材料は、林助さんが集めて寝かしておいた木材を使う。中には20年以上寝かされた希少価値の高いものも。10代の頃から技を磨いてきた林次郎さんの三線は、造形の美しさと音色に魅せられたファンが多い。お店には沖縄音楽の歴史に触れるものも数多く展示されています。

照屋林助三線店 (てるりん館)
住所/沖縄市中央3-3-3
(パークアベニュー通りの裏)
tel.098-937-6158
営業時間/午前〜19:00
休/火曜
http://plaza.rakuten.co.jp/syamisenten/

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